ドッグランでのしつこい誘い方、どう対処する?—叱らずに楽しく遊ぶ方法!
POSTED.2025.02.12
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ドッグランでのしつこい誘い方、どう対処する?—叱らずに楽しく遊ぶ方法
ドッグランで元気いっぱいに遊んでいる愛犬。でも、遊びに夢中になりすぎて、他の犬にしつこく吠えたり、うなったりしてしまうことはありませんか?
「遊ぼう!」と誘う気持ちは分かるけど、相手の犬が嫌がってしまったり、トラブルの原因になったりすることも。そんな時、つい 「ダメ!」 と叱ってしまいがちですが、実は 叱るよりも「別の行動を促す」方が効果的 です!
この記事では、 叱らずに愛犬の興奮を落ち着かせ、楽しく遊ぶ方法 をご紹介します。
❶ まずは落ち着かせる!クールダウンの習慣をつけよう
興奮しすぎてしまう犬には、遊びの合間に「落ち着く時間」を作る ことが大切です。
▶︎ クールダウンの方法
✅ 「オスワリ」や「マテ」で一旦静かにさせる
✅ 名前を呼んで飼い主の元に戻す → 戻ってきたらおやつをあげて褒める
✅ 水を飲ませる
✅ドッグラン内で出来ない場合
遠くに犬がいても気にせずに落ち着けている。クールダウンが出来る距離で練習する。
特に興奮しやすい子は、遊ぶ前に軽くお散歩してエネルギーを発散させる のも効果的です。
❷ しつこく誘いすぎない「上手な遊び方」を教える
犬同士の遊びには相性があります。「しつこく誘いすぎて嫌がられる」ことが多い場合は、適切な遊び方を教えてあげる のがポイントです。
▶︎ しつこさを防ぐ工夫
✅ 「遊ぶ前におすわり」をルールにする → 興奮しすぎを防ぐ
✅ 遊び方を変える → 例えば、「相手の犬に絡む」よりも「ボール遊び」や「飼い主との遊び」に誘導 ※ドッグラン内でのボール遊びは喧嘩のもとになるのでご注意ください。
✅ 相手の犬の様子を観察する → もし嫌がっていたら、すぐに別の遊びへ切り替える。もしくは、その日はドッグランの外に出してお散歩に切り替える。
犬同士の遊びの中で、愛犬に「こうすると遊びが続く」「こうすると嫌がられる」という経験を積ませていくことが大切です!
❸ 「吠えると遊べない」ことを学ばせる
もし吠えたりうなったりしてしまった場合、すぐに叱るのではなく 「吠えても遊べない」ことを理解させる ことが重要です。
▶︎ 効果的な方法
✅ 吠えても無反応 → 相手の犬も飼い主さんもも反応しないようにする。
✅
※現実的にはドッグラン内では難しいため、遠くに犬がいるけれども、吠えたり唸ったりしていない別の行動を選択することを練習していきます。
✅ 落ち着いたら「いい子!」と褒める
落ち着かせたい時の褒めは、ゆったりと愛犬のテンションを上げすぎないように。
※ドッグラン内で褒めポイントが見つからない場合は、叱って止める方法考えがちですが、落ち着ける場所での練習を飼い主さんにも選択していただきます。つまりドッグランでの遊びよりも、犬をみても興奮せずに飼い主さんの指示に反応出来るようにしていきます。(子犬の頃からの社会化が重要
✅ 「落ち着くと遊びが再開する」経験を積ませる
犬は「どうすれば遊べるのか?」を学習します。「吠えないと遊べるんだ!」と理解すれば、しつこく吠えることが減っていきます。
❹ 吠える前に別の行動をさせる
愛犬が吠えそうなタイミングを見極め、別の行動に誘導する のも有効です!
▶︎ 吠えを防ぐ具体策
✅ おもちゃを使う → 吠えそうになったらボールを投げる、ロープで遊ぶ
✅ 「おいで!」と呼び戻す → すぐに来たらごほうび!
✅ 「おすわり」や「ふせ」など、違う指示を出す
「吠える前に別の行動をする」ことを習慣づければ、自然と吠えにくくなります。
❺ まとめ:叱るよりも「良い行動を促して褒める」!
ドッグランでしつこく誘ってしまう犬には、叱るよりも 「別の行動をさせる」 ことがポイント!
今日から実践できるポイント
✅ クールダウンの時間を作る(「オスワリ」「マテ」など)
✅ 遊び方のルールを決める(おもちゃを使う、適度な間隔で遊ばせる)
✅ 吠えたら無反応、落ち着いたら褒める
✅ 吠える前に別の行動を促す(おもちゃ・呼び戻し・指示を出す)
愛犬が楽しく遊びながら、他の犬とも上手にコミュニケーションできるように、ぜひ試してみてくださいね!