犬の保育園を始めた想い|軽井沢犬のほいくえんVita(ヴィータ)

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犬の保育園を始めた想い

POSTED.2023.03.12

軽井沢犬のほいくえんVita
代表の阿部です。
 
本日は、私が軽井沢で犬の保育園を始めたきっかけを書きたいと思います。
 
犬の保育園を開業する前に、犬の保護活動をしていた時期が5年ほどありました。
 
多頭飼育崩壊現場や飼えなくなった飼育放棄犬を保護して、ケア・トレーニング・社会化のサポートをして譲渡できるようになるまでサポートをし、少しずつ変化していく姿を見るのが楽しみでした。
 
譲渡後にはどの子もみるみる表情が変わっていき家族の一員になっていき嬉しい事もあったり、最期まで看取って頂いた報告を頂くと悲しい中にも人の優しさに触れる機会もあり、犬たちを通じて成長させて頂き、また充実した5年間でした。 
 
私は、保護活動をしていた時に応用行動分析学ベースのトレーニング方法を知ることになり実践していきました。
 
教えて頂いた先生に「目の前の犬たちが先生です」という事を保護の現場で痛感させられました。
 
どの子もみんな過去が違って、目の前の犬たちを観察していく事の大切さと、犬たちが嫌がる事をするトレーニング方法がいかに短絡的で非科学的な方法であるかと感じさせられました。
 
怖がりな犬に体罰や嫌悪刺激を使ったトレーニングなど全く意味がありません。
当然の事なのですが…
 
長野県の犬の殺処分が0になり、軽井沢で起きた244頭のブリーダー多頭飼育崩壊現場が収束したのをきっかけに、保護活動は一時休止することにしました。 
 
残念ながらプロの方でも昔ながらの方法で飼い主様に間違ったことを伝えて、結果噛むようになった子や悪化してからご相談を頂く事もあり、あんなことをしなければと後悔している飼い主様をたくさん見てきました。
 
もしかしたら、体罰や嫌悪刺激を使った訓練をしていなければ、今までにもっと殺処分にならずに助かった命があったのかもしれない。という思いがあり、非体罰、嫌悪刺激を一切使わないトレーニングとワンちゃんと仲良くなるための育て方を軽井沢の飼い主様にお伝えていきたいと思い保育園を始めました。

犬たち、一頭一頭がそれぞれに個性があり、性格も気質もあり、今までに学習してきた環境も違います。
 
犬たちを嫌悪刺激を使わず「育てる」ことの大切さを広めたいと思い、軽井沢に犬の保育園をスタートさせたのが始まりでした。


ここまで読んで頂いてありがとうございます。


ただいまVitaでは、若いスタッフの人財教育をしつつ、飼い主様にもご参加頂けるしつけ方教室や勉強会、ワークショップの開催を予定しております。

未来を担う人財育成のために、中高生向けの体験講座や共に育ち地域に貢献できるトレーナーさん、トリマーさんとの勉強会も定期的に開催していく予定です。

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